恋愛コラム

  (最終更新日:2020.07.1)

男に求められる「優しさ」とは?その正体を徹底解説(サフランまゆ子氏)

今回は女性・恋愛・家族・毒親等のテーマでTwitterやnoteを通じて発信する「サフランまゆ子」氏にご寄稿いただきました。

「優しい男性はモテる!」と長らく言われ続けてきましたが、優しいのにモテない男性ってかなり多いと思いませんか?

その「優しさ」は、もしかしたら女性から求められるものとは違うのかもしれません・・・。

『本当に求められる男性の「優しさ」とは一体何なのか?』について、サフランまゆ子氏が解説。

あなたの勘違いが、読み終わる頃には解消されているはずです

【寄稿者プロフィール】

サフランまゆ子

独自の価値観で恋愛や家族について綴る22歳、ライター。
この春社会人デビューした女子大出身者。
主に悩める20代女子の共感を集めている。

Twitter:@jyoshidaiseim
note:https://note.com/jdmayuko

※以下からが、サフランまゆ子氏にご寄稿いただいた内容です。

① 男に求められる優しさは全て「利他的な愛」から生まれる

「男に求められる優しさを徹底解明」というテーマで記事のご依頼を頂いたとき、私が真っ先に「間違いなくコレっしょ!」思ったのが、利他的な愛である。

そもそも利他的とは、自分の損失を顧みず誰かの利益を図ってあげられることだ。
本物の優しさがある男性の多くは、利他的な愛が備わっている。

では具体的にどういうことか説明していこう。

例えば、女性とのデートで、「奢る」という選択をした男性が2人いたとする。

しかし、1人は「ここで奢れば今夜ワンチャンあるかも」と自分の下心のために奢る選択をして、
もう1人は「今日のデートも何かのご縁。せっかくだから彼女に良い気分になってほしい」という気持ちで奢る選択をしたとする。

利他的な優しさが備わっているのは後者である。

別の例も出しておく。

例えば夢を追うことに関して。

「お笑い芸人になりたい」「俳優になりたい」と言って奮闘する人たちのゴールは同じだとしても、

「有名になって金持ちになって女にモテるぞ!」という意気込み方をしているよりは、

「自分のお笑いで一人でも多くの人を笑顔にするぞ!」「自分の芝居でどこかの誰かを救うんだ!」という意気込み方をしている方が、利他的であると言えるだろう。
(しかも後者の方が成功しそうな気がするのは私だけだろうか)

もしくは仕事でも同じだ。

自分の昇進ばかり、自分の手柄ばかりを考えている人より、
部下の成長を促せたり、どうしたらメンバーがより生き生きと働いて結果を出せるかを考えている人の方が、利他的な愛がある。

もしくは、自分の昇進を狙う気持ちが強いとしても、それが愛する妻と子供のためなら、ただ自分のためだけに昇進を狙う人より利他的であると言えるだろう。

つまり、男性に求められる優しさを兼ね備えた人というのは、いつも自分より自分以外の誰かを想っている
自分への見返りを求めずに誰かの幸せを願っている。

そしてその気持ちは行動に滲み出る。

同じ行動をしていても、自身の下心に基づく優しさか、相手を想う気持ちに基づく優しさかは、意外と簡単に他人に見抜かれてしまうものだ。

② 利他的な愛の意味を細胞レベルで理解していることが大事

「男は自分のために生きちゃいけないっていうのか!」とおっしゃられる殿方が一定数いそうだけど、
ハッキリ言って、 そう思ってしまう方は男性に求められる優しさを全くと言っていいほど持ち合わせていない。

特別イケメンじゃなくても、特別金持ちじゃなくても、特別頭が良くなくても、
モテてきた男、いわゆる優しさで勝ち抜いてきた男というのは、男が利他的な愛を持つことの意味を細胞レベルで知っている。

すごく極端な話、恋愛に関していえば「男は惚れた女に振り回されるくらいが幸せだ」と、ものごころついた時から当たり前のように知っている。
当たり前すぎて意識もしない。

むしろ身を粉にして誰かを幸せにすることこそが自分の幸せだと信じているので、誰かのために愛を持って行動することが自己犠牲だとも思わない。

そういう男はどのように育ってきたか。

これは「本人が幼少期に周りからどれだけ無償の愛を受けてきたか」というところに起因するかもしれない。

はたまた、思春期に自身の利他的な行動で良い想いをしたこと
(女にモテた、部活で仲間のために頑張ってすごくやりがいになった、良い結果を残せた、かけがえのない仲間ができた等)が起因するかもしれない。

自分以外の誰かを想うことが結果的に自分をも幸せにすると知っている本当に優しい男の細胞には、
過去の何らかの経験から、より良く生きるための方法として既に利他的な愛が組み込まれている。

③優しい男になるための今日からできる努力

では、過去にそんな華々しい思い出もなく、細胞レベルで利他的な愛を持つなんて無理だという人はどうすれば良いのか。

今日から地道に努力していくしかない。
でもその努力は決して難しくない

まずは自分と出会う人(自分とご縁があった人)には幸せになってもらおうと意識すればいい。

すれ違う人への挨拶やたまたま立ち寄ったコンビニの店員との接し方も例外ではない。

最初は意識して、徐々に自分の細胞に「利他的な愛」を馴染ませていこう。

はじめから周りに大きな幸せを与えようと意気込む必要はない。

人間が他人に与えられるものの本質は「知恵と上機嫌」だと言われる。

知恵は言わずもがな、あなたが持つ知識や、あなたの経験からひねり出された生きる術みたいなもの。

何かの専門知識ももちろん知恵に含まれる。これは惜しみなくタダで他者に与えることができる。

上機嫌は、いわばプラスの感情を伝染させるということ。自分自身の心の健康は無条件に他人にプラスの効果を与えることができる。

対人関係は鏡だ。

一か月後、半年後、一年後…
自身が利他的な愛を兼ね備えた人に変われば、周りのあなたへの対応や評価も良い方に変わっていくだろうし、あなたの周りには自然と本当の優しさを持った人が集まるようになるだろう

④【応用編】優しさと本能が繋がるタイプはモテる

ここからは応用編。
せっかく男に必要な優しさを装備できたのなら、実際にモテてみたいとは思わないか!思うでしょ?

でもぶっちゃけ、 男は優しいだけではモテない。
優しくないのは論外だけど、優しいだけでもダメなのだ。

その証拠に「あの人良い人だよね」「すごく優しいよね」とは言われるものの、全く彼女候補が現れない男性が一定数存在することを、皆さんもよく知っているのではないだろうか。

優しいけどモテない人というのは、大抵「優しさと理性が繋がりやすいタイプ」だ。
でも残念ながらモテるのは、対極の「優しさと本能が繋がりやすいタイプ」

両者を簡単に説明すると、例えば、雨の中で傘を持たずに凍えている人(犬、子ども、凍えてる対象はなんでも良い)がいたとする。

優しさが本能に繋がりやすいAさんは、その場で自分が抱きしめてあげたいと思う。

一方、優しさが理性と繋がりやすいBさんは、傘を渡してあげようと考える。
傘を買うために遠く離れたコンビニまで全力で走って全力で帰って来られるのがBさんだ。

どちらも利他的な優しさがあるには違いない。
しかも多分、物理的に雨に濡れにくくなるのは後者(傘を渡してあげる)だけど、命あるものの心は理屈では説明できない。

Bさんが息を切らして傘を渡すころには、凍えていたその人は(その子供は、その犬は)、抱きしめてくれたAさんにすっかり懐いて、Bさんがくれた傘にAさんと肩を寄せて入るのだ。

男女の恋愛に例えるとよりわかりやすい。

例えば、人間関係の悩みを相談してきた女に物理的な解決策を提示する理性派男より、
「君は間違ってないのにね」「大変だね」と、共感しながら相槌を打てる本能派男の方がモテるのは自明だ。

何度も言うがどちらも優しさを持ち合わせているには違いない。
だからどちらが良い悪いということはない。

しかし、ときと場合に応じて、自分が持っている優しさや愛の表現方法を正しく選択しなければならない。

そして男女の恋愛における適切な優しさの表現方法というのは、大抵人間の本能に深く関係する。

独りぼっちで雨に濡れていたら人のぬくもりが欲しいし、人間関係に悩んだら自分に共感して認めてほしい。(承認欲求)

だから雨の中では抱きしめてあげることが正解で、相手の話は傾聴して共感してあげることが正解なのだ。

正解を選べない人は、やはり相手を想う気持ちより 自分を守る気持ちが心のどこかで若干勝ってしまっている。
「雨の中抱きしめるなんて、そんな大胆なこと恥ずかしい」「恥をかきたくない」という気持ちや、良い解決策を提案して気分良くなりたいという気持ちが、相手に対する愛よりまだ強くあるのだ。

⑤日頃から「自分以外の誰かを想うトレーニング」を!

男に求められる優しさの真相について、少しでも理解してもらえただろうか。

ちなみに「優しさと本能が繋がる男はモテる」と先述したが、これはあくまで恋愛においての話である。

会社の後輩女性が本当に職場での人間関係に困って相談に来ているのに、何も解決策を打たず「ウンウン、ワカルヨー」と言うだけでは、ただのデクノ坊上司だし、職場でしか会ったことがない人が雨に打たれているところをいきなり抱きしめたら立派なセクハラだ。

優しさを本能に繋げることより大事なのは、「利他的な愛」、つまり自分より相手を本気で想う気持ちである。

その気持ちさえあれば、相手が本当に求めている優しさの表現方法を間違えず、的確に選べるハズだ。

大人になると自分より誰かを想う機会がなんとなく少なくなっていく気がする。
だからこそ、大人になってもそういう愛情を持ち続けられる人はひときわ光るものがある。

散々「男に必要なやさしさ」として綴ってきたが、実はこれは性別関係なく大事なことだと私は思っている。

男も女も、自分より誰かを想うトレーニングを日頃からしておくべきだ。

まずは今日、自分と出会う人に、自分が何をしてあげられるかちゃんと考えるところからである

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