「最近プラトニック不倫という言葉を聞くようになった」
「既婚者だけどドキドキするような恋愛がしたい」
最近「プラトニック不倫」「プラトニック・ラブ」という言葉が広まってきています。
不倫と言うと、既婚者がパートナー以外の異性と肉体関係を結ぶことをいいますが、プラトニックなのに不倫とはどういうことでしょう。
本記事では、一般的な不倫とは違うプラトニック不倫について、メリット・デメリット、楽しむコツなどを詳しく解説していきます。
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目次
プラトニック不倫とは
まず「プラトニック」の意味について理解しましょう。
プラトニック(英: platonic)とは、純粋に精神的な様子、または、純粋に相手を思うさま。英語の「platonic」は「哲人のプラトン(Platōn)のような」の意。日本語の「プラトニック」では、主に肉体関係を持たない恋愛を指す。婚姻関係を持つまでは肉体関係を持つべきではないという姿勢を「プラトニック」と呼ぶこともある。
引用:weblio辞書
weblio辞書には、プラトニックとは「純粋」という意味で、主に肉体関係を持たない恋愛を指すと記載されています。
普通の不倫とは違うの?
ではプラトニック不倫と普通の不倫は具体的にどう違うのでしょうか、それぞれの特徴を見てみましょう。
一般的な不倫の特徴
- 肉体関係を持つ
- 性欲が主な原因
- パートナーよりも熱を上げてしまう
- 家庭崩壊の危険性
プラトニック不倫の特徴
- 肉体関係はない
- 精神的な繋がりを大事にする
- 友達以上恋人未満の何でも相談できる相手
- ときめいたりドキドキはする
- 家庭を第一に考えている
まずプラトニック不倫と一般的な不倫の大きな違いは、肉体関係を結ばないところです。
プラトニック不倫は俗に言う、「男女の友情」のようなイメージと捉えていただけると分かりやすいと思います。
パートナーへの愛はあるけどときめいてしまう、話していると楽しい、そんな異性がプラトニック不倫の相手になります。
プラトニック不倫の相手を「セカンドパートナー」とも呼び、不倫との境界線はあってないようなものなのです。
どこからがプラトニック不倫になるのか
上述しましたが、プラトニック不倫の相手はセカンドパートナーとも呼ばれています。
そもそも肉体関係を結ばないので、不倫と呼ばないだろうと考えている人も多いはずです。
「不倫でもないし、浮気でもない、ただちょっと仲がいいだけだよ!高校生の時とか周りに仲の良い異性がいただろ?」
プラトニック不倫をしている相手からすれば上記のような言い分。
そもそも不倫とは、婚姻関係にない相手との性行為があった場合を言うと法律にも明記されています。
「不倫」は多義的な概念で、人によって意味が異なる場合があります。
「私にとっては、内緒で異性と連絡を取ることも不倫だ」という方もいるかもしれません。
しかし、不法行為が成立するような内容の不倫でなければ、配偶者や不倫相手に慰謝料を請求することはできません。
一般的に、連絡を取りあったり、デートをしたりするだけでは、不法行為は成立しませんので、注意が必要です。
「アディーレ法律事務所」のサイトには、上記のようにデートなどでは不倫にはならないと書かれています。
プラトニック不倫は慰謝料を請求されない?
これまで説明したように、プラトニック不倫には肉体関係はありません。
では婚姻関係にない異性とデートやお茶、それこそホテルに2人で行ったところが見つかっても慰謝料は請求されないのでしょうか?
結論としては、プラトニック不倫では慰謝料を請求されません。
それは上で引用したように、肉体関係がなければ法律で裁けないからです。
ただ少し愛撫をしたという証拠があれば請求されますし、事実平成20年にはプラトニック不倫で慰謝料250万円が請求されています。
既婚者なのにプラトニックな関係が欲しくなってしまう心理
なぜ既婚者なのにプラトニックな関係を求めてしまうのでしょうか。
また普通の不倫ではなく、プラトニックな関係を選ぶ理由はあるのでしょうか。
プラトニック不倫に走ってしまう人の心理を見ていきましょう。
肉体関係がないので大丈夫という考え
そもそも肉体関係がないから、この関係を続けていても大丈夫だろうという甘い考えを持っている人が多いです。
これまで説明したように慰謝料が請求されないのをいいことに、複数の女性と恋愛関係を築いていきたいという男性は多いでしょう。
また学生時代にとてもモテた女性や、職場でちやほやされている女性は、夫にはちょっと悪いけど不倫じゃないから、とも考えます。
そもそも肉体関係を結ばないため、本人同士でもこれが不倫なのかちょっと仲が良いだけなのかの区別がつかないパターンも多いです。
パートナーを大切にするためにあえて
自分のパートナーにドキドキできない、でもそれだけの理由で離婚して家庭を壊すわけにはいかない。
そんな思いから、ドキドキ感だけを家庭の外に求めてしまう人も多いようです。
特に子供が生まれている家庭は、「さすがに不倫なんてしないけど、異性とご飯程度なら…」と癒やしの名目で行ってしまうことも。
また性欲が強い男性が、他の女性と肉体関係を持たないように、プラトニックに仲の良い女性を多く作るというのもあります。
同じ悩みを持つ仲間がほしくなる
プラトニックな関係の相手とは、精神的なつながりが強いとはじめに説明しました。
精神的なつながりには、日頃のストレスや会社の愚痴、自分のパートナーに対する不満などの共感も含まれます。
「パートナーに直接相談することはできないけど、誰かと分かり会いたい」そう考える人は意外と多いのではないでしょうか。
同じ悩みを打ち明けていくうちに、かけがえのない存在になってしまうこともケースも多いです。
プラトニック不倫のメリット
不倫自体にはメリットはありませんが、実はプラトニックな関係を作ることにメリットはあります。
- ドキドキ感を味わえる
- 家庭をより大事にできる
- 訴えられにくい
パートナー以外との関係を築くプラトニック不倫のメリットを、詳しく見ていきましょう。
1人でドキドキ感を味わえる
まずプラトニック不倫の大きな勘違いとして、「相手がいないといけない」と考えている人が多いと思います。
ですが実は、プラトニック不倫は厳密には1人、それこそ片思いでも成立してしまうのです。
そもそも肉体関係がないドキドキする関係なら、夫や妻以外をこっちが勝手に意識してキュンとするのもプラトニック不倫なのです。
そう考えると定義は曖昧で、肉体関係を持つ不倫よりもライトで行いやすく、なのにドキドキわくわくする良いものだと考えられますね。
家庭をより大事にできる
家庭をより大事にできる、というのも実はプラトニック不倫に隠されたメリットなのです。
不倫をしてしまう人の中には、シンプルに女好き・男好きの人も多く、性欲に逆らわずに不倫してしまいます。
しかしあらかじめプラトニックな関係だけにとどめておけば、肉体関係に溺れることもありません。
そういった人はもう本能で女性・男性と関わりたいと考えているだけなので、むしろ家庭や妻・夫が好きな人が多いです。
そのためあえてプラトニックな関係の人数を増やしていくことで、不倫にいかずとも満足できるようになるでしょう。
訴えられにくい
メリットと言っていいのか分かりませんが、どれだけ親密な関係になっても訴えられる心配が限りなくゼロに近いです。
問題に取り上げられるのがゼロとは言えませんが、性行為などがなければ慰謝料を請求されることはありません。
そのため一般的な不倫よりもリスクが少なく、行いやすいでしょう。
プラトニック不倫のデメリット
では続いてプラトニック不倫のデメリットについても見ていきましょう。
- プラトニック止まりでいられなくなる
- パートナーが見つかりにくい
- やめどきがわからない
プラトニック止まりでいられなくなる
まず1番のデメリットが、そもそもプラトニック止まりでいられなくなることです。
いくら肉体関係を持たないと決めていても、相手は友達以上の関係。
もしホテルなどの密室で会ったり、お酒を一緒に飲んだりしてしまえば、肉体関係に発展しないとは誓いづらいでしょう。
特に自分が相手どちらかが誘ってしまえば、思いとどまるのは難しいと思います。
肉体関係を持ってしまえば、もうプラトニックな関係ではなく、普通の不倫になってしまうので、慰謝料などのトラブルも出てきます。
パートナーが見つかりにくい
そもそも既婚者と恋愛関係を持とう、という考えの人を見つけるのが難しいです。
考えてみればただ肉体関係を持たないだけで、デートが見つかれば問題になりますし、何もしていなくてもホテルに入れば疑われます。
それに自分からも相手からも、「友達以上になってほしい」なんて面と向かっては言いづらいですよね。
不倫とは違い一夜の過ちもなにもないので、逆に関係が発展しづらいというデメリット(?)があります。
やめどきがわからない
肉体関係を持っているわけでもない、ばれて問題になるわけでもないとなると、相手も自分も止め時が分かりません。
一般的な不倫であればお互い悪いことをしているという思いもあり、1、2回で終わるか、それかバレるまで続けます。
ただプラトニック不倫が見つかっても何もないので、言うなれば永遠に続けられます。
そのためどこまで続ければいいのか、この気持ちはなんなのか、と悩んでしまう人もいるでしょう。
既婚者同士がプラトニック不倫をしてしまうきっかけ
既婚者同士がプラトニック不倫をしてしまうきっかけは、どこに潜んでいるのでしょうか。
ここでは大きく3つに分けて紹介します。
職場での出会い
プラトニックな関係を持つ相手は職場内での出会いが多いです。
それは同じプロジェクトに参加していたり、残業終わりのご飯だったり、悩みや不安を共有することが多いからです。
やはり同じ壁を乗り越えたり、精神的に支え合ったりした相手とは友達以上の関係になってしまうこともあります。
もし実際に外で会うことがなくても、今日も明日も話したいと考えているだけで、立派なプラトニック不倫の1歩を踏み出しているのです。
愚痴をこぼした友人
同窓会で会った友人や、ぽろっと口をこぼしてしまった友人など、友人関係から発展するのもよくあるケースです。
すでに悩みを相談できる相手なので、話しやすさや安心感もあり、親密になるのに時間はかかりません。
特にもとから友人だからこそ、「2人で会っても問題ない」と自分に言い訳してしまい、止められなくなってしまいます。
ジムなどの習い事
ジムでの習い事など、大きく職場や友人以外での出会いも関係が発展するケースとして多いです。
同じ趣味を持っているのでお互い語りやすかったり、初めから外での出会いなのでそのままお茶をしやすかったりと、条件が揃っています。
逆にナンパなどで、行きずりの恋のように発展することはありません。
プラトニック不倫を楽しむためのコツ
メリットも多いプラトニック不倫ですが、楽しむためのコツがいくつかあります。
- 本当の恋人のように接する
- キスまではセーフ
- 家庭を一番に考える
- お互いの気持ちの温度差に敏感になる
- 一定の距離感を大事にする
本当の恋人のように接する
プラトニック不倫の相手と会っているときは、本当の恋人のように接しましょう。
ドキドキしたり、切なくなったり、そうした感情の変化が心を満たしてくれて、肉体関係がなくてもリフレッシュして満足できます。
またなんの変化もない日常に刺激を与えてくれて、生活に彩りを持たせてくれるでしょう。
どうしても何年も連れ添った相手にはドキドキできない、という人は多くなってしまいます。
その気持ちを不倫相手に抱くことで、普段抱えている「なにか違う」感を解消できるでしょう。
キスまではセーフ
肉体関係はダメだと説明しましたが、法律上キスまでならセーフです。
この「不貞行為」は、配偶者以外の異性と肉体関係がある場合に限定されるため、夫婦関係にない交際関係での「浮気」の場合には「不貞行為」には当たらないことが多いようです。
ですから、例えば「キスをする」「デートに出かける」「2人きりで食事をする」という程度では「不貞行為」とは認められないのです。
上記のように、キスでは不定行為(不倫とみなされる行為、性行為など)に認められません。
そのためお互いキスまでをOKにして、恋人ごっこのようにすると、さらに盛り上がるでしょう。
しかしキスまでOKにしてしまうとその次を欲しがってしまうのもわかるので、お互いに相談しつつ決めるのがおすすめ。
家庭を一番に考える
やはり本格的な不倫ではないので、家庭を1番に考えるのを忘れてはいけません。
あくまで家庭を守るため、刺激のない毎日に彩りを与えるために行う、という意識でいてください。
せっかくプラトニックに徹しているのに、家庭をないがしろにしてしまってはただの不倫と何も変わりません。
お互いの気持ちの温度差に敏感になる
あなたがどれだけ相手のことを想っていても、あなたに向けてくる好意が薄いときは、手を引きましょう。
向こうもあなたが既婚者であるからこそ、一歩ひいてくれているのかもしれません。
そこで追いかけてしまっては人間性も疑われますし、良い事は1つもないでしょう。
また既にプラトニックな関係を築いている相手でも、最近パートナーへの愛を取り戻した、などあればそっとしてあげるのが暗黙の了解です。
一定の距離感を大事にする
プラトニックな関係を築いている相手に依存してしまうなど、距離感を間違えると大きなトラブルになります。
あくまで良き友としての位置に置きつつ、ときどき癒される程度の関係が1番長続きします。
一定の距離を保つことでパートナーにも気づかれにくく、良好な関係を築けるでしょう。
既婚者がプラトニック不倫の相手を探すときはどうすればいい?
既婚者がプラトニック不倫の相手を探すときはどうすれば良いのでしょうか。
プラトニック不倫のきっかけは職場や友人だと言いましたが、そこでの出会いを待つ必要はありません。
マッチングアプリより出会い系サイト
プラトニック不倫を行いたいなら、出会い系サイトで相手を探しましょう。
相手を探せるものには他にマッチングアプリがありますが、マッチングアプリは基本既婚者は登録できません。
そのため既婚者のあなたが相手を探そうと登録するなら、出会い系サイトに登録するしかないのです。
出会い系サイトは既婚者の登録者が多い
出会い系サイトには、実は既婚者の登録者がかなり多いです。
もちろん中には業者もいますが、本当に不満を抱えている人も多く、既婚者との出会いを求めて出会い系サイトに登録する人もいるほど。
そのため気乗りしないなぁと感じることもなく、皆しているものだという軽い気持ちで登録してみましょう。
ピュア掲示板などアダルト目的でない人も多い
出会い系サイトと聞いてまず思い浮かぶのは、アダルト目的の人が多すぎてプラトニックに向かないのではないか、という疑問でしょう。
しかし出会い系サイトには必ずと言っていいほどピュア掲示板など、アダルト目的以外で利用できる機能があります。
実際に見てみるとわかりますが、ピュア掲示板で募集している人は多く、出会いだけを求めている人も多いのがわかります。
出典:ハッピーメール
上記画像はハッピーメールですが、さまざまな人が返事を待ってます。
プラトニック不倫におすすめの出会い系サイト2選
ではここで筆者が全力でおすすめする、プラトニック不倫におすすめの出会い系サイトを2つご紹介します。
- ハッピーメール
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ハッピーメール
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ハッピーメールの詳しい評判や口コミ
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ワクワクメール
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出会い系サイトでプラトニックな関係を作れる相手を探す方法
最後に上記で紹介した出会い系サイトを、どのように利用すれば相手を探せるのかについて解説します。
- プロフィールにきちんと記載する
- ピュア掲示板を利用する
- 自分から募集する
- メッセージで再度伝える
相手を探すところまでは上記手順をしっかり踏めば簡単に行えます。
プロフィールにきちんとプラトニックと記載する
まずプロフィールにきちんと「プラトニックな関係希望」と記載しましょう。
もちろんマッチング率は下がってしまいますが、そのぶん声をかけてくれた人は理解しているので、効率が良くなります。
また変な下心を持った人は他のエロい人にいくので、安全性の面でもおすすめです。
先程紹介した下記画像のように、簡潔に記載しておけばいいでしょう。
プロフィール内容をきちんと読み込む
相手を探す際は、相手のプロフィール内容をきちんと読み込みましょう。
プロフィール内容をきちんと読むことで業者を見分けられますし、同じくプラトニックな関係を望んでいる相手かどうかも分かります。
プロフィール閲覧にポイントがかからないハッピーメールです。
掲示板を参考にしてもいいのですが、業者かどうか見極めるならやはりプロフィールを見ておきたいところです。
またプロフィール内容を反映したメッセージを送ると、相手からの返信も来やすくなりますよ。
自分から募集する
理想の相手を検索して探すのもいいですが、掲示板を使い自分から募集するのもおすすめの使い方です。
ピュア掲示板を使ってプラトニックな関係を望んでいる相手を探せば、放置しておくだけでも相手が見つかるでしょう。
タイトル:最近ときめきがなくなってます
本文:タイトルにも書きましたが、最近ときめくことがどうしても減ってしまい、寂しいです。
もちろん既婚者なので悪いこととはわかっているのですが、不倫のような関係ではなく、お互いに会話で癒やし合えるような、そんな関係を築ける人を探しています。
もし少しでも共感してくだされば、「いいね」か「メッセージ」をいただけるとうれしいです。
上記は簡単に作った例文ですが、あなたが今本当に抱えている気持ちを伝えると、共感する人がいてくれるはずです。
相手が掲示板を見つけなければメッセージは来ませんが、逆にメッセージがくればすぐにでも会える相手ということ。
ただ欠点は相手の顔を選べないところでしょうか。
メッセージで再度伝える
実際にメッセージが来たり、良い相手を見つけたりしたら、相手とやりとりを行います。
ファーストメッセージでも何往復かした後でもいいですが、メッセージで再度プラトニックな関係でも良いか確認しておきましょう。
あなたのプロフィールに気づいていない可能性もありますし、「書いてるだけでワンチャンある」と考える人もいます。
実際に会ってからでは遅いので、最初のうちにきちんと伝えておけば、トラブルを回避することができます。
大事なのは距離感!肉体関係を持たずに心を若返らせよう!
プラトニック不倫とは一般的な不倫とは違い、肉体関係を持たずにドキドキしたりときめいたりする関係のことです。
賛否両論あると思いますが、たった1度の人生なのでもっとときめいてもいいのでは、と筆者は思います。
肉体関係に溺れることなく、適度な距離感を保ちつつ、プラトニックな関係を築いていきましょう。
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