今回は婚活市場で無双する「はらちゃん。」氏にご寄稿いただきました。
テーマは「婚活でなかなか好きな人ができない問題」について。
早く良い相手を見つけたい!と思っても、運命の相手なんてそう簡単に現れるものでもないですよね。
いつの間にか焦りのまま行動してしまった覚えがある方も少なくないのでは?
そんな婚活で焦りを感じてしまう人向けに、はらちゃん。氏に「出会い」を呼び込むためのマインドセットについてご解説いただきました。
この記事を読み終わった後、どことなく肩の荷が下りた気持ちになれるはずです。
大好きだった元彼との婚約破棄で人生のドン底を経験。
人生2周目に突入した現在は、婚活・恋活界で無双する毎日。
twitterでは、恋愛や婚活の難しさを等身大で語り、多くの女性から共感を寄せられている。
Twitter:@harachan_marry
はじめまして、はらちゃん。です。
心の底から大好きだった彼との婚約破棄を経験して以来、泣きながら今日まで婚活・恋活市場で無双してきました。
気がつけば約2年という月日が過ぎ去ろうとしています。
まさか自分が婚活することになろうことも、婚活という場がこんなにも大変で特殊な世界であることも、まったく想像していませんでした。
きっと、この記事を読んでくれている方のなかにも、同じような境遇の方がいるのではないでしょうか?
私が婚活をしてみて、一番キツかったのが「好きになれる人になかなか巡り合えない…!」ということ。
「結婚は“好き”だけでは出来ない」、「恋の賞味期限は3年」、「結婚相手に恋愛感情は不要」などといったフレーズは、皆さん耳にタコができるほど聞いてきたことでしょう。
きっとどれも間違いではないし、結婚の本質をついているものだと思います。
しかし…好きでもない人と何十年も一緒に暮らすのは、厳しいこともまた事実。
自分一人で生きていくのも大変な世界で、誰かと共に人生を歩むには少なからずの「嫌いではない」という感情は必要だと思うのです。
ドキドキやトキメキは無かったとしても、「自分なりに相手が好き」だからこそ結婚という共同生活を頑張れることもあると思います。
今回は、元々異性を全く好きになれない性質の私が、なんとか好きになれる人を見つけた出会い方について少しお伝えできればと思います。
何人と会っても好きになれる人がいっこうに現れない…という方、出会いの方法が分からなくなってきた…という方は、是非読んで頂けると嬉しいです!
目次
出会いのバリエーションを増やせば、好きになれる人と出会う確率も必ず上がる
初めに月並みな発言をしますが、「好きになれる人に全く出会えない…」と悩んでいる場合、単純に出会いの母数が足りていないことが9割を占めると私は思っています。
もうこれは「確率論」です。
ガリガリ君のアイスを10回食べるよりも20回食べる方がアタリの棒に巡り合いやすいのと同じで、好きになれる人と出会うためには自分が想像しているよりも「数」が必要なのだということを、まずは受け入れる必要があります。
「いやいや、私は十分頑張っている。もう何十人とアポしてるよ!!泣」という方も多いと思うのですが、だとしたら一度、出会いのバリエーションが少ないのかも?と考えてみてください。
婚活や恋活は非常に孤独な作業で、誰にでも気軽に相談できる話題ではないですよね。
それゆえ、知らず知らずのうちに、出会い方がワンパターン化していることが非常に多いと私は思っています。
意外と多いのが、同じアプリばかりをずっと使っている、同じ主催者が開催している婚活パーティーに行き続けている…など。
そこで一定期間活動しているのに、なかなか好きになれそうな相手と出会えていない場合、出会いの場所を一度変えてみてほしいのです。
婚活・恋活において、「継続は力なり」はある意味間違いです。
結果が出なければ、早急に軌道修正する必要があります。
例えば、今まで使っていなかったアプリを試してみる、婚活パーティーは一旦辞めてオンライン街コンに参加する、バーに行って一人で飲んでみる、など。
いつものパターンにほんの少しだけ「変革」を起こしてみてほしいのです。
そうすると、出会える人の層も質も面白いほど変わってくることが分かると思います。
いつもと少し違った出会い方に目を向けることは、思わぬところでツボにハマる人と出会える可能性があるのです。
「異性との出会い」だけが出会いの場と思いこまない
「婚活」「恋活」と聞くと、多くの異性と出会わなきゃ!!と思う人がほとんどだと思いますが、実はそうでもないと思っています。
異性との出会いだけに限定してしまうと、出会いの場所ってかなり限られてしまうと思うのです。
そして、常に初対面の人に恋愛戦闘モードで入るのは、正直かなりしんどいですよね…。
そこで私がおすすめしたいのは、「異性だけの出会いに限定しない」ということ。
異性と会うのと同じだけ、同性との出会いも増やす意識をしてみてほしいのです。
一見、遠回りな作業に思うかもしれませんが、実はこれ、出会いを増やす上でかなりの効果があると思っています。
私の経験ですが、良い異性との出会いが増えた時期は、必ず新しい同性との出会いを大切にしている時でした。
男性は居なくても、自分の行ってみたかったお花やお料理の教室に行ってみるとか、同期とお互いの仲良しの女友達を紹介し合うとか。
自分に興味があって、新しい人と繋がれる場所なら何だっていいのです。
私は、新しく仲良くなった女性から職場のBBQに呼んでもらったり、合コンに誘われたり、ひょんなことから異性と出会うチャンスも飛び込んでくるようになりました。
そして、そういった出会い方をした異性は、アプリや婚活パーティーで知り合うような方とはまた違う性質の人が多く、好きになりやすかったりします。
たとえ同性であっても、全ての人脈は出会いのためにあると思いこむことが大切です。
自分の得意な出会い方を見つける
「好きになれる人を見つける」には自分の得意分野を見極め、そこを伸ばすことが最も重要です。
巷では“婚活・恋活の極意”のようなものを目にする機会が度々ありますよね。
しかし、他人からの意見に惑わされすぎない「軸つくり」が肝心です。
自分自身の得意なことも、苦手なことも人によって様々。
それに、あなたを一番理解しているのは、あなた自身なのだから。
例えば、アプリを利用する場合。
お相手からのメッセージのやり取りを重視タイプなのか?それとも、メッセージを返すのが途中で面倒になってしまうから早く会いたくなるタイプなのか?
たったこれだけでも、使うアプリは異なってくると思います。
今は、メッセージのやり取りは最低限に留め自動的に会う約束を立ててくれるアプリもあるし、アプリ内で通話ができるものもありますよね。
仕事の忙しさや体調や家庭の事情など、人によって状況は千差万別。
なるべくあなたの負担にならないものを選ぶようにしてみてください。
婚活・恋活においては辛いことを頑張って続けるよりも、自分に合ったやり方を見つけて少しでも負担を減らす努力をする方が、結果的に好きな人にも早く巡り会える気がします。
苦しい時ほど、軽さと楽しさを見出す努力を
長期間好きになれる人が見つからないと、何も前進していない気持ちになることがあります。
「周りはどんどん彼氏が出来ているのに、どうして自分は好きな人さえできないの??」と焦るあまり、異性との予定を詰め込んでしまう経験はありませんか?
私自身、どちらかというとこのタイプなので、気持ちはとてもよく分かります…。
しかし、焦って息苦しい気持ちになるだけの期間は、残念なことにあまり良い出会いは期待できません。
そんなときは、むやみに出会いの数を増やすことを一旦辞めるべきだと思うのです。
その代わりに、一つ一つの出会いを通して「軽さ」や「楽しさ」を見つけることに、努力のベクトルを向けてみてください。
例えば、誰かと食事に行くことになったとき「美味しいもの食べられてラッキー」くらいのテンションでアポに向かう。
あるいは「恋人にならなくても、飲み友達が増えるかもしれない!」などと、少しでも気軽なノリでいられるよう意識してみてほしいのです。
出会いは、「縁」と「タイミング」という自分ではどうにもならない要素が大きく関わります。
出会えたらラッキー、くらいの気軽さを意識しているときほど、不思議なことに良い縁に恵まれたりするものです。
どうか自分を責めすぎないで。
苦しいときは、出会いの量ではなく、軽さと楽しさを見つけることに重きを置いてみてください。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
私自身、もともと異性自体に苦手意識があり「好きな人」なんて6-7年に1回出来ればいい方でした。
それでも、上記のやり方を試してみて1年に1回程度は好きになれる人と出会うことが出来るようになりました。
今はその事実だけでも自信に繋がっています。
「失敗しても、また絶対に人を好きになれる」そう思えることは、恋活・婚活をする上で大きな強みになります。
出会いの質を高めて、あなたのところにも少しでも素敵なご縁が巡ってくるようお祈りしています…!
一緒にがんばりましょう!